「Can I open the window? それとも Could I…?」
英語初心者が必ず迷う can と could。
同じ「〜できる」「〜してもいいですか?」でも、場面によってニュアンスが変わります。
基本の感覚
- can = 今できること、カジュアルなお願い
- could = 可能性が低いこと、丁寧なお願いや控えめな表現
例文で確認
1️⃣ 可能性を表す
- I can swim.(泳げます → 今の能力)
- I could swim when I was young.(若いころは泳げた → 過去の能力)
2️⃣ 丁寧なお願い
- Can you help me?(手伝ってくれますか? → カジュアル)
- Could you help me?(手伝っていただけますか? → 丁寧)
3️⃣ 可能性の低い未来
- It can rain tomorrow.(明日は雨が降るかもしれない)
- It could rain tomorrow.(明日は雨が降るかもしれない → 可能性低め、控えめ)
日常会話の例文
- Can I borrow your pen?(ペンを借りてもいいですか?)
- Could I ask you a question?(質問してもよろしいでしょうか?)
- I can finish this report by tonight.(今夜までにレポートを終わらせられます)
- It could take longer than expected.(予想より時間がかかるかもしれません)
「can = 今・直接」「could = 丁寧・控えめ」という感覚で覚えると、迷いにくくなります。
よくある間違い
❌ Can I ask you a question?(友達相手ではOKですが、目上の人には控えめな表現がベター)
⭕️ May I ask you a question?(丁寧に言う場合はMay I〜を使う)
❌ I could swim now.(現在の能力を言うときは can が正しい)
⭕️ I was able to swim before but not now. (昔できたと言いたい場合はbe able toを使う)
過去形が丁寧なワケ
英語では過去形にすることで、現在と違う=今と距離がある、と考え、話す相手との距離があることを表現します。
なので丁寧に言うべき相手、つまり自分と(精神的な)距離がある相手(上司、ビジネスの相手、初対面の人、改まった場所での言葉)に対して過去形であるCouldやWouldを使うことで丁寧な言葉遣いとなります。
仮定法もこの考え方で、現在のことなのに現在と違う=現実的ではない、というところからありえないことを言う場合過去形を使います。
可能性はあるがかなり低いと言うニュアンスを伝える時も、過去形にしてその可能性の低さを伝えています。
I could come to your party…only if I could leave the office early. (会社を早く出ることができたら君のパーティーに参加できるかもしれません。)可能性は低め
まとめ:まずは can でOK、慣れたら could
- can = カジュアル/直接的
- could = 丁寧/控えめ/可能性低め
- 状況・相手に合わせて使い分ける
📖やってみよう!
知識を読むだけでは英会話は定着しません。
今日から 短いフレーズを声に出して練習 しましょう!
✔️ Can と Could のお願いフレーズを使って練習
✔️ 可能性を表す例文で未来の予測を言ってみる
🎁LINE公式アカウント登録でプレゼント!
今ならLINE公式アカウント登録で、How are you?の攻略フレーズ集をプレゼント!
まずは基本の挨拶からマスターしましょう!
https://lin.ee/fqA9NUo
