良く生徒さんから、「困っている外国人を道案内してあげたい」という理由で英語を頑張りたいとおっしゃられます。
外国人はそんなに困っているのか?
私はせっかく英語が話せるのだから、少しはお役に立った方がいいかなと、困っていそうな外国人に

「Are you OK? Are you in trouble?」(大丈夫?何か困ってますか?)
と声をかけてみたことがあります。

そうすると、最寄駅に下りたものの、ホテルまでの行き方がわからない、というか駅の出口がこっちで合っているのかわからない、といったことで右往左往しているとのことでした。

いや、それは私もわからないわ〜〜。

恐らくホテルのサイトに最寄りの出口を書いているだろうし、日本語で書いていたとしても翻訳すればわかるだろうし、最終的にはGoogleマップで解決するだろうし・・・。

なので、Googleマップさえ見ることができれば、道順も、電車の乗り換えも、まあまあそういった目的地に到達することができるわけです。

自分も海外でほぼほぼGoogleマップで解決できましたし。

がしかし、今回新幹線に乗って名古屋へ推し活に行く時、東京駅の新幹線乗り場で訪日外国人がごったがえしていました。
私はふだん国内旅行というと広島へ帰省する、または大阪へ娘の推し活について行くくらいですが、ほぼ飛行機を選んでいます。(新幹線より安いことが多いから)
飛行機までは訪日外国人は迫ってきておらず、あまり外国人を目にすることはないのですが、東京駅の新幹線乗り場あたりは本当に外国か?!と思うくらい溢れていました。

それは新幹線ホームへ行く改札の使い方がわからないからなんです。
私ですら、「え、Suicaで入って東京駅まで来て、きっぷで新幹線側に行くのはどうすればいいの??」と思いました。
良く見れば一応手順は改札に書いてあるのですが、一瞬では理解不能。
目の前の駅員さんに聞くと、「ここに書いてあるんですけどねえ。①新幹線のきっぷを入れてから②Suicaをタッチします。

いやいや、書いてあってもわからなければ書いてあることにはならないんですが・・・。

案の定外国人もそれが理解できず、改札前に固まってうろうろしていました。
外国人はネットで新幹線を予約して、きっぷの代わりにQRコードを持ってることが多いんですね。
そのQRコードをかざすことができるゲートも限られており、それも目の前に行くまでわからない。6〜7ゲートあるから、無い方のゲートに行ってみるとどうすればいいんだと途方にくれる・・・。
で、結局駅員に聞く、そしてまた入り方の手順を聞くといった、とても手間のかかる改札になっていました。

それで私は近くにいたQRコードを持って途方にくれている外国人に英語でレクチャーし、無事改札が開いたのですが・・・。

これって横断幕でも作って、英語と日本語で書いてくれたらよくないですか〜〜?と思ったわけです。

それにふと感じたのは、①とか②とかっていう手順、外国ではあまり見かけないような・・・?
海外ではFirst、Second・・・と言っているような?
またはStep1、Step2のように書くとか?

ということで、今訪日外国人が困っているのは、道順ではなく、日本の機械を使うことなのかな〜と感じました。

そんな場合、ぜひ、
「Are you OK? Are you in trouble?」と声をかけてあげてください。
そのあとは日本語でも身振り手振りでもどうにか通じるかもしれません。
まずは声をかけてあげる、が「困っている外国人を助けたい」の一歩につながるかと思います。

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