―「日本語にないから難しい」を解決!―
❌ 「a?the?どっちをつければいいの?
英語を勉強し始めた初心者が必ずつまずくのが 冠詞(articles) です。
- I saw a dog.
- I saw the dog.
学校で習ったとき、「不特定は a、特定は the」って言われてもピンとこなかった経験、ありませんか?
日本語には「冠詞」という概念がないので、「なんで犬って言うだけじゃダメなの?」と頭が真っ白になってしまいます。
でも大丈夫。冠詞は「感覚」で覚えると一気に楽になります。
✅ 感覚でつかむシンプルなルール
冠詞のルールを、難しい文法用語を抜きにして説明するとこうです👇
- a → 初めて出てきたもの(まだ相手は知らない)
- the → すでに分かっているもの(相手と共有している)
たったこれだけです。
例文で確認してみましょう
- I saw a dog in the park.
(公園で犬を見ました → まだ初登場の犬なので a) - The dog was very cute.
(その犬はとてもかわいかった → もう話題に出た犬なので the)
👉 この流れを意識するだけで、「どっちを使えばいいの?」がスッキリしてきます。
📚 初心者がよく使う冠詞入り例文
実際の会話でもよく出てくる冠詞つきのフレーズを見てみましょう。
- I bought a book. The book is interesting.
(本を買いました。その本は面白いです) - She has a car. The car is new.
(彼女は車を持っています。その車は新しいです) - We went to a restaurant. The restaurant was good.
(私たちはレストランに行きました。そのレストランは良かったです)
💡 ポイントは「最初は a、二回目から the」。
会話の流れの中で自然に切り替えるのがコツです。
🤔 初心者がよくやる間違い
日本人が特によくやってしまうミスは、最初から the を使ってしまうことです。
- ❌ I saw the dog yesterday.
(相手が知らない犬の話なのに、いきなり the をつけてしまう)
👉 正しくは:
- ✅ I saw a dog yesterday.
(「犬を見た」=まだ初登場だから a)
逆に、話題の流れの中で a を使ってしまうのもNGです。
- ❌ I bought a book. A book is interesting.
(同じ本のことを話しているのに a をつけると、違う本のように聞こえてしまう)
👉 正しくは:
- ✅ I bought a book. The book is interesting.
それでは質問です。
画像を見てください。英語でThank you for coming to a store. We will wait for the next coming to a store.
と書かれています。これは正解でしょうか?もし間違いだとしたら、どうして間違いなのか説明してください。

正解は間違いになります。
a store=とあるお店という意味になります。「(当店に)ご来店ありがとうございます」とお店=当店であることは、来店した客も、それを言う店側もわかっていますよね。なのでa storeではなくthe storeであるべきです。「とあるお店に来てくださりありがとうございます。」とよそのお店が言うのはおかしいとなります。
そして2つ目のa storeも、the storeであるべきです。当店にまた来てもらいたいわけであって、とあるお店に来てもらいたわけではないですよね。
こんな時、aかtheかわからない!という場合は、英語では私たちのお店our storeというふうに使うことが多いです。
Thank you for coming to our store. We will wait for your next visit to us. といった感じだともっとナチュラルな響きかもしれません。
🌍 推し活で使える「a と the」アレンジ例
推し活英語コーチの私としては、推し活の場面でもaとtheの冠詞はたくさん出てきます。
推し活英語で想像すると、もっと冠詞が身近に感じられます。
自己紹介で
- I have a favorite band. The band is Queen.
(好きなバンドがあります。そのバンドはクイーンです)
ライブの思い出で
- I went to a concert last year. The concert was amazing!
(去年コンサートに行きました。そのコンサートは最高でした!)
ファン同士の会話で
- I met a fan at the venue. The fan was from the UK.
(会場でファンに会いました。そのファンはイギリスから来ていました)
💡 「a → the」の切り替えを意識すると、推し活エピソードも英語でスムーズに語れるようになります。
🎤 冠詞は「完璧じゃなくてOK」
初心者のうちは「a と the を毎回100%正しく使う」ことを目指さなくても大丈夫です。
実際、冠詞が抜けていても大体は意味が伝わります。
でも、少しずつ使い分けができるようになると、
「お、この人は英語がちゃんとできるな」と一目置かれるんです。
🌸 まとめ
- a = まだ特定されていないもの(初登場)
- the = すでに特定されているもの(二回目以降・相手が分かっている)
- 完璧じゃなくてもOK。感覚で慣れていくのが一番!
👉 今日から「a」と「the」を意識して文章を作ってみましょう。
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英語は「知識」よりも「感覚」で身につけるのが大事です。
その第一歩として、今日学んだ冠詞のルールを 声に出して練習 してみてください。
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まずは挨拶から攻めてみましょう!