must と have to の違いを会話で練習しよう
―「しなきゃ!」「やるべき!」を自然に伝えるコツ―
英会話を始めたばかりの人がよくつまずくポイントに、must と have to の違いがあります。
「You must do it.」と「You have to do it.」って、どっちを使えばいいの?
学校では同じ“〜しなければならない”って習ったけど、ネイティブの会話ではちょっと違うみたい…
同じ「義務」を表す単語ですが、実はニュアンスに差があるんです。
この違いを知っていると、会話がぐっと自然に聞こえます。
「must」と「have to」、どちらも「〜しなければならない」と訳せます。
ただし、ニュアンスの違いを整理すると次のようになります。
- must → 話し手本人が「絶対必要」「強くそう思う」と感じているとき
- have to → 状況的・外的に「しなければならない」場合
つまり、must は内側からの強い義務感、have to は外側から課せられる義務と覚えるとイメージしやすいです。
must の使い方
I must finish this report today.
(今日は絶対にこのレポートを終わらせなきゃ)
You must be tired.
(君、疲れてるに違いないね)
have to の使い方
I have to go to work at 9.
(9時に仕事に行かなきゃいけない)
She has to take medicine every day.
(彼女は毎日薬を飲まなきゃいけない)
日常会話の違いを比較
例1:学校で
A: I must pass this exam.(この試験、絶対合格しなきゃ!)
B: Yeah, I have to pass it too.(僕も合格しなきゃいけないんだ)
👉 A は「自分の強い意志」、B は「状況としての義務」。
例2:仕事で
A: I must call my boss now.(今すぐ上司に電話しなきゃ!)
B: I have to join a meeting at 3.(3時に会議に参加しなきゃいけないんだ)
👉 A は「自分の判断で緊急性を感じている」、B は「決められた予定に従っている」。
よくある間違いと注意点
❌ I must to go now.
👉 正しくは:I must go now.
❌ He have to study.
👉 正しくは:He has to study.
❌ I don’t must go.
👉 正しくは:I don’t have to go.
💡 must の否定文は「〜してはいけない」という禁止の意味になってしまうので要注意!
🌸まとめ
- must → 「強い意志」や「内側からの義務」
- have to → 「状況やルールから生まれる義務」
- 否定文では mustn’t(禁止) と don’t have to(〜する必要はない) が全く別の意味になる
👉 初心者はまず have to をメインで使えば安心。慣れてきたら must を取り入れて表現の幅を広げましょう。
🚀さっそくやってみよう!
今日から次のフレーズを声に出して練習してみましょう!
✔️ I must study English every day.
✔️ I have to finish my homework tonight.
✔️ You must not smoke here.
✔️ You don’t have to come if you’re busy.
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「I’m fine, thank you.」だけで終わらせていませんか?
それ、ネイティブにはちょっと不自然なんです…
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これで明日から会話が続きます。
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